第26回マウンテンサイクリングin乗鞍の反省

第26回マウンテンサイクリングin乗鞍の反省

結論から書きますとお風呂(温泉)につかりすぎて湯あたりしちゃいました。


湯あたりについて。
http://www013.upp.so-net.ne.jp/balneology-res/q13yuatar.htm


症状

疲労倦怠感、不眠または傾眠、
頭痛、頭重、めまい、耳鳴、
心悸亢進、嘔気、嘔吐
食欲亢進または減退、便秘または下痢、


宿泊先到着後に1回(100分間)さらに食後に1回(110分間)。


温泉の中でいろんな人たちとおしゃべりを続けているうち時間の概念が心から棄却されてしまったようです。


前掲した"症状"のうち、疲労倦怠感、不眠、頭痛、心悸亢進が顕著でした。


昨晩の安静時心拍数は46〜48bpm(ふだんもだいたいこんなものです)、乗鞍の大会前夜の心拍数は80〜90bpmでした。


もちろんそんな心拍数で眠れるはずもなく、バクンバクンという豪快すぎる心音とともにAM3時近くまで起きてました。睡眠時間は1時間程度。


ちなみに、相棒殿はベッドに入って1分後には爆睡してました。わたしは滅多に人をやっかんだりしないのですがこのときばかりは憎悪とも嫉妬ともつかないアンビバレンスな感情に支配されました。


4時に起床しアップの段階でこりゃもうダメだと確信しました。


動悸は激しく脚は鉛でも埋め込まれたかのように重い、このまま逃げ出したくなりました。


案の定スタートして5分程度で右ふくらはぎがつり始めて10分後には左右両脚、ふくらはぎからふとももまで全部つってしまいました。


一時停止しつつ20分くらいこいで棄権を考え始めましたが、棄権はいつでもできるとごまかしつつフラフラと走り続けました。


一時停止してしまう回数が増え蛇行運転もしてしまい何回か怒鳴られました。ごめんなさい。


そしてフラフラのままゴール。途中のタイムはまるっきりみていなかったので90分くらいかなと思ってました。完走できたことが信じられませんでした。


今回は終始、観光に来てるのか、レースをやりにきてるのか、その境界が曖昧なままでした。トレーニングはしっかりと積んできたつもりだし気持ちも高ぶっている、それなのになんとなく遊び半分だった、つまり乗鞍をなめていたような気がしてます。


来年また運良く出場する機会に恵まれたら初出場のときのような良い意味での緊張感を持ちながら挑みたいと思っています。


最後になりましたが今回も非常によくしてくださった友人に感謝します。ほんとうにありがとうございました。そしてスーパーマネージャーの相棒殿とご尊父殿の力強い支援、応援にも感謝します。


今までで一番つらく苦しい大会となってしまいましたが、得られたものもたくさんありました。失敗を糧にしてさらにさらに精進を続けます。