2014年 第11回 Mt.富士ヒルクライムの反省と乗鞍に向けての修正点など

自転車:細沼さんからのアドバイスで今回はアップライトなステムはとりやめデダゼロを装着。軽量化に専念し、6.7kgジャスト。サイコン外せば6.6kgくらい。スプロケは12-23T仕様。



いろんなところで自転車の軽さやハンドメイド感をおもしろがってもらえたのでそこはちょっとうれしかったです。もっとも枕詞として「カルマのわりに・・・」が付加されてしまうわけですが。


それはそうとさすがにこの年代のカルマを見かけることは無くなってきました。自分もランニングと交互の競技生活でなければとっくに買い換えていたことでしょう。


→反省点:アップライトのほうが軽量化よりも得られる恩恵が多いかも。呼吸のしやすさが段違いです。乗鞍はアップライトステムでいきます。


ごはん:昼飯はジョリーパスタ。豚肉パスタ+マルゲリータピザ+サラダ。間に温泉を挟んで夕食。藍屋ヒレカツとごはん定食+茶碗蒸し+海鮮サラダ。朝は朝一で菓子パン一個と会場内到着後に菓子パン二個。


→反省点:お菓子類、アルコールなどは一切口にしていませんが、いかんせん絶対量が多すぎました。昼飯のジョリパスはいいとしても夕飯はコンビニのサラダ程度でよかったかもしれません。


温泉:食後に温泉。体重を計ってみたところ驚愕の61kg。こんな数値をみたのは7〜8年ぶりくらい。気が動転してサウナに出たり入ったりを10回繰り返し最終的に57.4kgまで減量。


→反省点:バカを承知の特攻的減量です。それにしてもやりすぎました。10回目のときにはフラフラでぶっ倒れそうでした。


それもこれも61kgの体重というそもそもの前提条件が間違えているので、それをどう取り繕い、いじくり回そうとどうにもなりませんでした。大反省。


就寝時間:実質2〜3時間くらい。そこそこよく眠れたほうです。起床時間は4時15分。4時45分に宿を出ました。


→反省点:温泉というかサウナに入ってる時間が長すぎて睡眠時間を減損させてしまいました。絵に描いたような悪循環です。


会場入り〜スタート:宿から北麓公園までのタイムは自己ベストの9分50秒。最前列にも陣取れましたが、そこまでの自信がなかったため5列目くらいに並びました。


→反省点:北麓公園までの道のりがあまりにも調子がよかったためスタート後、自分の状態を過信しムキになって早い人たちについて行ってしまいました。あっという間にバテバテです。


いつもであれば10km過ぎから調子が上向いてくるのですが、今回は10km地点ですでにグダグダでした。


また、ケイデンス計や周りの景色を一度もみることなくひたすら前だけを見てしまう視野狭窄という悪い癖も出てしまいました。


昨年は問題のなかった3000番台の人たちのレベルに今年は全くついて行くことができませんでした。ひたすら抜かれ続け単独で登ってる時間がやたらと長く非常に辛い時間が続きました。


来年はタイムを遅く申告し後方からスタート、少しずつペースアップしていくという走り方を試してみるつもりです。


富士山は五合目でもこれだけの雪が残っていました。


荷物置き場の設営


総括:体重増がすべての元凶です。


ランニングという競技は体重に左右される要素が比較的弱く、それほどの厳密性は求められませんが、自転車のヒルクライムレースは体重増の影響がモロに出てしまいます。


昨年の10月からことしの3月いっぱいまではランニングに終始。実に半年間ものあいだ実車はもちろんのことサイクルトレーナーすら一度も乗りませんでした。


富士ヒルクライムまでに自転車トレーニングに費やした時間は実質1ヶ月半程度。自転車用の脚になりきってないところに、体重管理をランニング期間中に慣れ親しんでしまったざっくりした流れに任せてしまいました。


単純な「トレーニング(筋力)不足」に「体重増」という負のファクタが加わり連鎖的に「特攻減量疲れ」が生じ、パーフェクト(?)な悪循環の完成というわけです。


今にして思えばよくもまぁあの状態で1時間17分というタイムで走りきったなとむしろ感心してしまいます。


週末もなにかと多忙で実車に乗れる時間はかなり限られてしまうのですが、フルワーカーや家族持ちであれば誰もが同じ条件下にあります。初心に立ち返り日々のサイクルトレーナーで自分を追い込んでいくつもりでいます。


自転車のヒルクライムレースはランニング以上にごまかしがきかない競技です。


「平日のキツイトレーニング」+「週末のドギツイトレーニング」+「日々の体重管理」が必要となります。


自分をごまかさず自制し、日々のトレーニングを重ねていきます。


昨晩の数値

体重:57.9kg
体脂肪率:6.2%
筋肉率:38.8%